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「つくねコム」愉快な11輪生活のススメ。 ウラル M67 サイドカー 等諸諸
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はちの巣

 

  2007/10/7-11 ドニペレ全国会議 浜松大会
 

1日目 10月7日 晴れ
6:00 準備、積み込み開始。整備は一昨日までに済ませてある。大丈夫なハズ。
8:00 自営のキャンプ場「あきる野キャンプ場麦の郷」から出発。渋滞情報を確認、東名は×。中央道も相模湖まで×。山を越えて上野原ICへ向かう。途中のGSでは写真を撮られ珍しがられる。

9:00 上野原IC ここまで1時間ペースはまぁまぁ。オイル漏れも微小。昨年はダダ漏れだったな。無事に河口湖IC着。富士の裾野の西側にある朝霧高原R139から南下、静岡入りを目指す。途中、ドライブインもちやに立ち寄り15年ぶりにバイク博物館を見学。ドニエプル1WD、長江、ヴィクターはあったがウラルはなかった。現愛車でもあるホンダエアラもあった。だいぶお年を召された館長さんに挨拶して先へ進んだ。走り去るところを写真に納めてくれたようだ。富士ICから東名高速へ乗った。

11:50 富士川SAで給油。80km/h以下のペースで抑えて走る。昨年からまたいろいろいじったので様子をみながら走る。

12:30 浜松IC着。料金所で会場の竜洋までの道を聞いたが結局迷う。地図で見るより以外に海が遠い。ICを降りてから左シリンダーの燃焼がおかしい。低速では片肺気味だ。何だろう?

13:30 携帯ナビなんてものも使いつつようやく到着。先着の皆さんは準備やら取材?やらで忙しそうだ。明るいうちについてよかった。昨年は23:30ちゃくだもんな。夕食とオークションが楽しみだ。(走行241km)

●竜洋海洋公園オートキャンプ場 全国大会会場にて
近所のコンビニに買出しに出たがやはり片肺気味。原因わからず、エアクリーナーのシャッターを9割閉じて対処。
山下会長ご夫妻による豚汁の炊き出し、温かいものはありがたい。
後に会員持ちよりの品々によるオークション。売上は会の運営費に充てられる。昨年は知らなかったし間に合わなかったしで今年は楽しみにしていた。持ち込んだキャンプ用品、軍用サープラス、ミリタリー玩具などを出品。金額の大小より買い手が付いたので良かった。ウラルに使える新品19インチタイヤ、軍用食、傘など格安で購入できて二重に有り難かった。酒は普段から殆ど飲まないので、朝早かったのも有り、談笑中の皆さんには悪いが早めにテントにもぐって休む。台風の雲が近づいている。

 

2日目 10月8日 雨
5:00 雨音で起こされる。トイレに行ってから二度寝する。

8:00 「集合写真撮りまーす!」の声に飛び起きる。それからのそのそ撤収開始。これがナカナカ迅速に出来ない。

10:00 台風を避けて北上するつもりでいたので阪神経由で四国に帰るSUNさん親子と北陸道にシフトする米原JCTまで伴走頂くことにして会場を後にする。浜松ICに向かう途中で雨は本降り。東名に乗ってすぐエンジン不調、片肺だ。雨で壊れたことは無いんだけどなぁと思案しつつ左シリンダーを触ると濡れたグローブ越しに感電。あぁ、リークかと、高架下の路肩に非常停車。エンジン脇に追加した20000μFのコンデンサの端子の防水が完璧じゃなかったこと思い出し、ふき取ってガムテを巻いた。無事復旧し再始動。SUNさん心配かけてすいません。低速の片肺気味は相変わらずだが高速では回るのでとりあえず走る。雨でオーバーヒートの心配も軽い。これは北方生まれのウラルならではか(苦笑)。

12:00 養老SAにて昼食と給油。全国大会にはこれなかったウラル乗りの松さんと会う。エンジン不調やらオイル漏れやらをご心配頂く。年に一度かあるいは初対面の仲間にいろいろ心配してもらえて本当に有難い。米原JCTにてSUNさんと手を振って別れ、いよいよ単独行が始まる。序章が終わり、本番はこれからだと身が引き締まる。雨は強弱に降り続け視界は悪い。幸いウラルは止まることなく走り続けた。目指す能登半島はまだ遠い。

13:10 南条SAにて給油

16:30 福井から石川に入るころ尼御前SA付近にてデジタル速度計の計測が止まった。純正メーターは内部故障でずっと使ってない。電池不測か?いろいろ手を入れるが諦める。作業は明日日中に回す。以後、キロポストとタコメーターを頼りに走る。大勢には異常なし。

18:10 小矢部川SAで給油。雨宿りのハーレーのグループに会う。能登半島の北端で今朝まで雑誌の企画のミーティングだったらしい。お互い無事を祈り別れた。

19:00 カウルのスクリーンの雨を拭いつつ安全運転を心掛ける。すっかり暗くなった市街をうろうろしてやっと富山県高岡市二上山の無料キャンプ場に到着。屋根、電灯、水道、トイレ有りでしかも綺麗で有難い。先着のハーレーの2名に挨拶して一緒に炊事場の屋根下で過ごした。前述のイベントの帰りらしい。なかなか貴重な出会いだった。

24:00 就寝(走行たぶん398km、計測エラー分含む)

 

3日目 10月9日
9:00 のんびり起床。ハーレーの二人も起き出す。持参のパンやチーズで朝食。ぼちぼち撤収にかかる。天候は悪くないようだ。高岡市外の見晴らしが良い。昨日はガスってぼんやり夜の灯が見える程度だった。

10:00 ハーレーの二人はそれぞれ先に発っていった。硬く握手してお互い無事を祈って別れた。良い出会いだった。ウラルの右キャブは軽く洗浄したが症状は相変わらずな感じ。今日は街乗りだからまぁいいか。

11:00 ようやく積載が済んで出走。キャンプ場出入り口の急な勾配は片肺不調でやっとのことで登って冷や汗が出た。こんなところで一人では押し上げることも出来ない。走り出してスグにやはり速度計が動いてなかった。すぐそばの駐車場で青空修理開始。1時間以上かけて根治修理は諦めてとりあえず車速センサーの配線を引きなおすことで妥協。

12:00 二上山をおりて国道160号にのる。能登半島西側の海岸線を目指す。

14:00 回転寿司で昼食。節約旅行だが一度は海産物を食べようと思っていた。ミリタリー風ツナギで髭ぼうぼうの私にも店の大将はきっぷが良く、お陰でおいしく頂いた。能登の人々は気風が良いなと感じた。生サンマが美味しかった。415号で氷見市、羽咋市、249号にシフトして志賀町、気持ちのいい海岸線を走る。羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイは砂浜に乗り入れが出来る。あとで錆が怖いがウラルで砂浜を走ってみた。締まったところは難なく走れて気持ちよかったが、うっかり端のゆるい砂で停車してしまい案の定スタック。減ったタイヤでは歯が立たなかった。ちょっと無茶して脱出。バックギアをちょっと舐めてしまったような気がする(涙)。天候はすっかり回復して快晴。震災の影響でやや工事路線が多いがだいぶ補修されている感じだった。国道沿いではたまにビニールシートをかぶったままの家屋を見かけた。北端まで回るつもりだったが日差しがだいぶ心細くなったので、やむを得ず宿営地探し始めた。いくつかキャンプ場をあたったがめぼしいものが無い。

18:00 日没直前、無断では申し訳ないがとある海岸の公営らしき駐車場の隅っこにテントを張った。国道からは直には見えず民家も無く迷惑をかけることは無いと思うが警察の職質は覚悟しないとなぁ。こういう幕営はちょっと憂鬱だが日本海の日没は美しかった。

21:00 早めに就寝。夜明けには退去せねば。明日はどう走ろうかな。(走行95km)

 

4日目 10月10日
6:30 早起きするつもりが意外と疲れていたようだ。ゆっくり寝てしまった。未明に運送トラックが仮眠?に駐車したのみで他は出入りは無かった。自販機も無いしね。手早く朝食を済ませて撤収しよう。

7:50 機関チェック、オイルチェックに手間取って遅くなったが本日も出走。低速はやっぱり片肺気味。能登半島を回る249号は海岸線と山間を交互に通る。輪島市、珠洲市を通り、一旦国道を逸れて珠洲岬を目指す。狼煙漁港は灯台がある以外は質素な漁村風。集落ごとに立派な神社がある。町並みは黒い瓦屋根の木造で落ち着いた雰囲気で統一されている。こういう町並みは良いなぁ。恋路海岸あたりから249号に戻って今度は南下する。能都町でJAの直売所に寄って買出し。野菜も魚も安い。サンマの一夜干しを買った。

12:00 能都町の道の駅っぽいSAみたいなとこで昼食。今日は距離を伸ばしたいのでパンで簡単に済ます。

12:30 鵜川のGSで給油。関東よりちょっと高いかも。

14:20 七尾市街から160号にシフト、再び富山湾に出る。山間部を走行中にアクセルに異常有り。そのうちにエンジンブレーキが効いてない事に気づく。車速が下がらない。スロットルが引っかかったかな?首を傾げつつ道の駅いおりに逃げ込む。左のBing製キャブを調べて見るアルミのとスロットルバルブは虹色に焼けて、スライド溝に嵌るはずの切欠きが無くなっている。そのためワイヤーに引っ張られて回転してしまい全閉にならない状態だった。さすがに予備品は持ってないししばらく思案したが最悪は

 

「止まらずに走り続ければ帰れる」

 

と切り替えて気が楽になった。ニードルを固定するUピンを針金で長めに作り、切欠いたスライドバルブの縁から伸ばして固定ピンの代用とした。しかしながらこの針金の太さが微妙なセッティング誤差を生み後でオーバーヒートを起こすことになるが、判明するのはだいぶ後である。

16:30 少し道に迷ったが雨晴海岸キャンプ場に到着。時折ローカル線が通るが静かな砂浜で1泊した。

 

5日目 10月11日
7:50 オイル点検後出発。始動は悪くない。
8:30 北陸自動車道小杉IC前のGSで給油。黒部を過ぎると日本海の見晴らしよくここは昨年盟友Ural北関東氏とともに旅した道。私のお気に入りのコースだ。
10:30 128km走って上信越道分岐手前の名立谷浜SAで給油。まだまだ眺めのいい道が続く。永遠に走りたいとも感じる。
12:00 山谷PAで休憩。昼寝。思えば昨年のここで昼寝したんだ。
13:00 106km走って越後川口SAで給油。異常振動が出始めてオーバーヒート気味。90km/hでは無理がある。休み休み走りたいが何となく走り続けてしまった。関越トンネルも難なく越えてしまう。
15:30 140km走ってみ見慣れた景色。群馬県上里SA 給油9.6L ペースを落とせば振動は減った。
16:45 圏央道 日ノ出IC出る。
17:25 あきる野キャンプ場麦の郷 着。

 

2年連続で1000kmオーバーのツーリングを成し終えて自信が付いた。M67と私はは更なる高みを目指さなくては成らない。と思った。

クョスコニョ    [1] 
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